BIOGRAPHY

吉田 志門 Shimon Yoshida

吉田志門(テノール)

名古屋に生まれる。東海高校卒業、卒業時に芸術文化功労賞を受賞。 東京藝術大学卒業を経てミュンヘン音楽大学修士課程独唱科修了。2020年に世界屈指のアンサンブル・RIAS室内合唱団(ベルリン)にて史上初の日本人メンバーとなる。ドイツのメルケル元首相の前で奉唱。2023年3月、英チャールズ国王夫妻の訪独の晩餐会にて奉唱。

2015年から10年にわたり主にヨーロッパでソリストとして演奏会に多数出演。

2024-25年はシンフォニーホール(ボストン)、コンツェルトハウス(ベルリン)、フィルハーモニー(ベルリン)、ロイヤルアルバートホール(ロンドン)、カタルーニャ音楽堂(バルセロナ)、フィルハーモニー(パリ)をはじめ世界有数の音楽ホールの舞台にソリストとして立った。

J.S.バッハ作曲《クリスマスオラトリオ》《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》G.F.ヘンデル作曲《ブロッケス受難曲》 ヴェルディ《レクイエム》モーツァルト作曲《レクイエム》メンデルスゾーン作曲《エリア》《賛歌》J.ハイドン作曲《天地創造》ベートーヴェン作曲《第九》 など多数のテノールソロを務める。ソリストとしてこれまで鈴木雅明、鈴木優人、ルネ・ヤーコプス、イヴァン・フィッシャー氏ら著名な指揮者と共演を重ねる。

2022年秋、バッハコレギウムジャパン(BCJ)の演奏会にソリストとしてデビュー。鈴木雅明、鈴木優人両氏の指揮の元、《ヨハネ受難曲》《マタイ受難曲》福音史家役など定期演奏会、CDレコーディングなどにてソリスト出演。2025年7月に《ロ短調ミサ》ソリストとしてサントリーホールデビュー。

2018年秋にイタリア・ミラノで行われた国際コンクール『第9回コンコルソ・サルヴァトーレ・リチートラ』にて特別賞を受賞。

ピアニスト碇大知氏とのデュオ活動にも注力しており、CD「僕は夢の中で泣いていた」「郷愁」をリリース。

井原義則、佐々木典子、故永田峰雄、Silvia Greenberg、Joachim Vogtの各氏に師事。ベルリン在住。

ウェブサイト: 吉田志門 https://shimonyoshida.amebaownd.com